ミニもの(旧)

1/12や1/6スケールのミニチュアを製作しています

ミニチュアの作り方一覧はこちら → ミニチュアの作り方

ミニチュア作りの材料・道具

絵の具の乾燥を防ぐ『ウエットパレット』の作り方

水溶性のアクリル絵の具は、乾燥が速いのがメリットではありますが、まだ色を塗っている途中で、パレットに出していた絵の具が固まってしまうことがあり、乾燥の速さがデメリットになるケースもありますね。 パレット上の塗料の乾燥を防ぐ方法としては、『ウ…

レジン(樹脂)とは何か?

ハンドメイドの人気ジャンルの1つに『レジン』があります。レジンを使ったアクセサリー作りは大人気で、以前は『エポキシレジン』が主な材料でしたが、近年はUV(紫外線)によって硬化する『UVレジン』も登場し、たいへんな人気です。 また、模型の世界では…

お湯でやわらかくなるねんど「イロプラ」を使って型取りをする

お湯で柔らかくなるプラスチック粘土『イロプラ』を使って、型取り・複製をする方法。 先日、姉妹ブログにて、下記の記事を書きました。 mini-mono.hatenablog.com お湯で柔らかくなり、冷えると固まるプラスチック粘土としては、消しゴムメーカーで有名なヒ…

100円ショップ「セリア」の『カラーUVレジン』のバリエーションまとめ

100円ショップSeria(セリア)では、色付きのUVレジン液が販売されています。ハードタイプのUVレジン液で、製品1個の内容量は4g。 すでに購入済みのカラーと、重複して買ってしまったものもありますが、とりあえず全色を購入したので、レポートしたいと思い…

ミニチュア製作向けのラベルライター(テプラ)の選び方

以前、ミニチュア製作向けのプリンターの選び方という記事を書きましたが、今回はラベルライターの話を…。 個人的に、昔からキングジム社のラベルライター『テプラ(TEPRA)』を愛用しています。テプラとテプラテープがあると、簡単にラベルシールを作ること…

UVレジンの塗装を考える【ガンダムマーカー編】

硬化後のUVレジンの塗装について。 前回のUVレジンの塗装を考える【メタリック塗装編】の続き的(?)な話です。 私のブログ(ミニものblog)を読んでくださっている方には、私の多用する塗装アイテムとして、ガンダムマーカーの存在をご存知でしょう。 ガン…

極細の金属線バリエーションまとめ

ミニチュア工作をしていると、極細の金属線が欲しくなるときがあります。たとえば、ミニチュアの蝶の標本を作るときの、蝶の触角パーツ。ミニチュアのパッケージを縛るヒモなど…。 100円ショップやホームセンターにて入手できるワイヤーだと、0.35mm径や、0.…

UVレジン液での注型も視野に!型取り用の透明シリコーンを比較

今回は、型取り用の透明シリコーン・半透明シリコーンの話を…。 先日、型取り用半透明シリコーン『RTV-2 MSR3400』を買ったという記事をブログに書きました。 » 型取り用半透明シリコーン『RTV-2 MSR3400』 | ミニものblog 今まで使用していたのは、以下のボ…

ミニチュア製作向けのプリンターの選び方

前回の基本的なインクジェットプリンターの選び方の続き。 今回は、ミニチュア製作や模型製作に特化した内容で解説を…。 ・紅茶染めやコーヒー染めをしたい! 布や紙を、紅茶やコーヒーで染めて、アンティーク感を出す方法があります。いわゆる紅茶染めや、…

基本的なインクジェットプリンターの選び方

ミニチュア工作にとって、プリンターの存在は、大きなものでしょう。家庭用プリンターとしては、一般的なインクジェット式のプリンターについて、今回は解説したいと思います。 そもそもインクジェットとは? プリンターの印刷方法の1種で、左右に動くヘッド…

工作用プラバン(プラ板)のバリエーションまとめ【平板編】

工作用のプラバンの種類などを…。 厳密に言えば、塩化ビニールやアクリル製の板も、プラバン(プラスチックの板)と呼べるでしょうが、模型工作的には、プラバンと言えば、ポリスチレン製の板を指すと思いますので、今回の記事も、スチレン製の板を題材に扱…

UVレジン液を正しく扱うためのUV(紫外線)の基礎知識

近年、ホビー分野にも、紫外線硬化型の樹脂素材が台頭しています。『光硬化パテ』や『UVレジン液』などが、その代表でしょうか。 紫外線(UV)を浴びると、硬化する素材です。従来の「主剤」・「硬化剤」混合の熱硬化型タイプに比べて、硬化時間が短く、作業…

UVレジンの塗装を考える【メタリック塗装編】

硬化後のUVレジンの塗装について。今回は、メタリック塗装編です。 個人的に、UVレジンの着色は、硬化前の液状時に、塗料を混ぜる方法を多用しています。この方法だと、塗料の乾燥時間もかかりませんので…。 しかしながら、この方法が使えないケースも当然あ…

100円ショップの『シリコーン補修剤』で型取りは可能なのか?

ずっと試してみたかった実験です。「100円ショップの『シリコーン補修剤』で型取りは可能なのか?」。 結論から言えば、『型取りはできなくないが、実用的でない』というのが正直な感想です。以下に、その顛末を…。 使用したのは、ダイソーで購入した『窓用 …

火を使わないヒートプレスもどきでミニチュア食器作り

「火を使わないヒートプレス」という言葉も変ですが、火を使わないヒートプレスもどきで、ミニチュア食器作りを。 ヒートプレスの説明は省きますが、ダイソーで下記の商品を買いました。 「ハトメパンチ」です。写真のハトメパンチは、4mm径の穴のハトメを留…

格安の粘土用スパチュラを購入

先日、楽天市場にて、粘土用のヘラ(スパチュラ)のセットを購入しました。 12本組で、送料別の税込1260円。両端の形状が違うので、24種類のスパチュラが揃います。九州への送料は、ちょっと高くて900円…。まぁ、2160円で、24種類のスパチュラが手に入るなら…

ミニチュア製作と双眼の実体顕微鏡

ちょっと万人向けの内容ではないのですが、個人的にミニチュア製作で活用している道具を紹介します。双眼の実体顕微鏡です。 実体顕微鏡というのは、ざっくりと言うと低倍率の顕微鏡です。通常の顕微鏡だと、100から1000倍などの高倍率で、観察物を拡大して…

タミヤの「焼き色の達人」のみで着色する

以前、パンやクッキーなどの色付けに最適!「タミヤ 焼き色の達人」という記事で、タミヤの「焼き色の達人」を紹介しました。今回は、「焼き色の達人」を使った実践例を掲載したいと思います。 もともと、タミヤからは「ウェザリングマスター」という名刺サ…

プラ板・木工切断の救世主!?プロクソン「スーパーコッピングソウテーブル」

とうとう卓上の電動糸ノコギリを買いました。プロクソン社の「スーパーコッピングソーテーブル No,28082」です。 この糸ノコギリ機は、コッピングソウテーブルとも呼ばれます。プロクソン社のコッピングソウテーブルは、いくつかラインナップがあります。 項…

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

ついに買ってしまいました「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」。 (↑写真手前は、比較用に置いた40cmのステンレス定規) カッティングマシンやカッティングプロッタと呼ばれる、紙やフィルムなどを自在にカットできる機械です。たぶん家庭向けの小型カ…

激安のデジタルノギスを試す

プラ棒の端材などを保管していたりすると、いろいろなサイズのプラ棒が混じってしまい、「あれ?これが0.64mm径だったかな?これが0.5mm径?0.88mm径は…。」と不毛な時間を過ごすことがあります。こういった場合、デジタルノギスがあると便利なのですが、ア…

ダイソーの木部用水性ニス5種を試す

中華系ソースの秘密|できるミニチュア教室(アメブロ版)というエントリーで、ダイソーの水性ニスを用いたソースの使用について言及しました。 ダイソーの水性ニスは、本来は木工用に使うものなのですが、5種類ほど色付きのニスがあり、ミニチュア製作にお…

【保存版】RCベルグのカラーレジン見本

※今回は画像が、サイズ大きめ&数が多めなので、閲覧にはご注意ください。 個人的に、ポリウレタンレジンは、入手性などもあってウェーブ社の「レジンキャストEX」一択でした。違うレジンも試してみようと思い、評判の高いRCベルグ社のレジンを購入しようと…

ニスの光沢とツヤ消しの仕組み

アクリル素材やクリスタルレジンをヤスリがけすると、擦りガラスのように曇ってしまいます。こういった場合、クリアラッカーなどを塗付すると曇りが軽減されて、透明度が増しますが、これは一体どのような仕組みなのでしょうか? 図解すると以下のようになり…

100円ショップのエポキシ接着剤で透明パーツを作る

前回の「真空保存庫」で型取り用透明シリコンの簡易真空脱泡に挑戦にて、真空保存庫を用いた簡易真空脱法を紹介しました。真空保存庫を買った時から、「100均で買った2液混合のエポキシ接着剤で、キレイな透明パーツを作ることができないか?」という実験を…

「真空保存庫」で型取り用透明シリコンの簡易真空脱泡に挑戦

今回は長文ですのでご了承を…。 透明シリコンを使ってレジン成形用の型取りをする方法でも登場していますが、ボークスの透明シリコンを愛用しています。コストパフォーマンスや幅広い用途に使えるので、かなり満足度の高い素材なのですが、唯一の欠点が、気…

紙感覚で扱える薄いプラ板!?「0.14mm厚プラシート」

ホビベース社から、0.14mm厚の薄いプラ板が販売されています。その名も「0.14mm厚 プラシート」です。 薄さは0.14mmなので、割りと紙に近い感覚で手軽に扱えます。ハサミでも簡単にカットできるので、カーブのついたものも、他のプラ板に比べて容易に加工可…

小さな円を作るには?「回転式穴あけパンチ」を試す

意外にミニチュア作りには、小さな円が必要になるケースがあります。丸型のクッキーや、カップの底など…。こうした円状のものを作るのに、便利そうな「回転式穴あけパンチ」を試してみました。 結構、大きな器具です。長さは、約20cm強。 もともと革のベルト…

レジンや塗料の臭気対策・粘土のカビ防止に!次亜塩素酸水「コモスイ」

今回は、ミニチュア制作のテクニックなどではなく、ミニチュア制作にまつわる副次的なお話。 ミニチュアだけでなく、模型関連なども含めて、レジンや溶剤が含まれた塗料などを扱う場合、どうしても臭気が発生してしまいます。同居人への配慮や、たとえ一人暮…

ダイソーのガラス絵の具は「マスキングゾル」の代替となるか!?

以前、ダイソーのガラス絵の具を使った【ミニチュアフード】目玉焼きの作り方という製作記事をアップしました。 この時に、初めてダイソーのガラス絵の具を使用したのですが「これは、マスキングゾルに使えるのでは?」と感じたので、その検証を。 (最初に…