ミニもの(旧)

1/12や1/6スケールのミニチュアを製作しています

ミニチュアの作り方一覧はこちら → ミニチュアの作り方

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」


スポンサーリンク

ついに買ってしまいました「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」。

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

(↑写真手前は、比較用に置いた40cmのステンレス定規)

カッティングマシンやカッティングプロッタと呼ばれる、紙やフィルムなどを自在にカットできる機械です。たぶん家庭向けの小型カッティングマシンでは、世界的に有名なマシンだと思います。(YouTubeで「Silhouette CAMEO」と検索すると、世界中の動画がヒットしますね。参考:Silhouette CAMEO - YouTube

詳しいスペックや、PDFカタログ入手は、以下のグラフテック社のニュースリリースをご参照下さい。

» ニュースリリース「silhouette CAMEO?(シルエット カメオ)」|グラフテック株式会社-GRAPHTEC-

重量は約3kg。そして意外に大きい…。

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)を購入する方は、設置スペースや、コード類の配線も考えたほうがよいでしょう。本体右にポート類があります。

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

画面左から「SDカードスロット」「USBポート」「電源ポート」。Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)は、SDカード内にデータを入れて、パソコンと接続せずとも動作が可能です。(自分はまだ試していませんけど…。)真ん中のUSBポートは、Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)とパソコンを繋ぐもの。1番右は、電源のポートです。ちなみに、電源ケーブルとUSBケーブルは同梱されています。私の場合、パソコンの位置関係の都合で、USBケーブルは、延長ケーブル(別売り。100円ショップで買ったモノ)を用いて接続しています。

↓シンプルなコントロールパネル。

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

↓カバーを開けた状態。

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

カバーを上げると、高さは25cm位になりますね。

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)導入の動機は、作業の効率化。銀と古真鍮を追加|できるミニチュア教室(アメブロ版)の写真にあるように、作品のパッケージングに使う台紙を手作業でカットするのは、なかなか面倒なのです。

Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)を使うと、↓こうしたカットを自動的にやってくれます。(写真は、わかりやすいように、手前のツメの部分を浮かせて撮影しています。)

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

↓しかも、寸分の狂いなく大量にカット。

紙切断の精度と効率は段違い!?電動カッター機「Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)」

画像のカットした用紙の厚みは、0.22mm。いちおう設定では0.3mm厚くらいまでカットできるのですが、0.2mmくらいを切るのが妥当な気がします。逆に、あまり薄すぎてもカットがうまくできません。

家庭向けの製品なので、あまり細かいカット加工は苦手ですが、工夫次第では、面白いカットもできます。例えば、クリスマスツリーの森の画像 | できるミニチュア教室(アメブロ版)の「Merry Christmas」の文字オーナメント部分は、Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)で大まかなカットを施しています。

なお、Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)を使うには、パソコンに「Silhouette Studio(シルエットスタジオ)」)という専用ソフトをインストールする必要があります。私は購入前に、以下の公式サイト(英語圏)にて、ダウンロードして試しました。

» Silhouette - Download New Software

私の場合、インストール時に、日本語のインターフェイスが自動で適応されました。(この辺は、バージョンの違いや、OSなどの各自のパソコン環境にも依存すると思いますので、自動適応されない可能性もあります。あらかじめご容赦下さい。)

Silhouette Studio(シルエットスタジオ)自体の操作性は、AdobeIllustratorを触ったことがある方は、たぶん簡単です。慣れていない方だと、慣れるまでは難しいかもしれません。(ちなみに、Adobe Illustratorのaiファイルは、Silhouette Studioに取り込めません。Silhouette Studioで作ったファイルの拡張子は、「.studio」。)

誤解のないように付記しておくと、Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)を購入すると、Silhouette Studio(シルエットスタジオ)のインストールCDが同梱されています。(私の場合、買ったはいいけれど、ソフトが使いこなせないと嫌だなと思い、買う前にソフトの使い勝手を知るために、事前にダウンロードしました。)

余談ですが、海外では「Silhouette CAMEO」の姉妹製品で、「Silhouette Portrait」という、よりコンパクトな機体が発売されているようです。

まぁ、これが日本で発売になるかはわかりませんけど。省スペースなところは良いですね。

最後に、Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)の価格は、記事執筆時点でAmazonで送料無料の26800円。

表示ツールの都合上、↑楽天のリンクのショップは、ムラウチなのですが、本気でSilhouette CAMEO(シルエットカメオ)を買うなら、楽天【予備カッターセット付き】【送料無料】グラフテック カッティングマシンカッターセット silho...がオススメです。予備のカッターが付いて、送料無料の27800円(※記事執筆時点)。予備のカッターを普通に買うと、送料別で2000円前後するので、非常にお得です。クレジットカード払いでなく、現金で支払う方は、【予備カッターセット付き】【送料無料】グラフテック カッティングマシンカッターセット silho...が、予備のカッターが付いて、送料無料の27700円(※記事執筆時点)。

もう少し細かいカットができるのなら、文句なくミニチュア製作に推せる製品なんですけどね。また、他の作業と並行して、紙をカットしてくれるというのは快適ですから、自分のなかでは、食器洗浄機や自動お掃除ロボットに近い感覚です。

【追記1】

替えの専用カッターが安ければ…、と思っていたんですが、Amazonにて、2割ほど安価な並行輸入品が販売されているようです。

【追記2】

2015年より、後継機(silhouette CAMEO 2)が登場していますね。