UVレジンの塗装を考える【ガンダムマーカー編】
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硬化後のUVレジンの塗装について。
前回のUVレジンの塗装を考える【メタリック塗装編】の続き的(?)な話です。
私のブログ(ミニものblog)を読んでくださっている方には、私の多用する塗装アイテムとして、ガンダムマーカーの存在をご存知でしょう。
ガンダムのプラモデル(いわゆる『ガンプラ』)を塗装するために開発されたマーカーで、見た目は油性ペンのような形をしています。ガンダムマーカーは、アルコール系の塗料で、ガンプラ用に開発されているので、プラスチック塗装が可能です。
実は、このガンダムマーカーですが、硬化後のUVレジンの塗装にも利用できます。
以下が、現在、私の持っているガンダムマーカーです。
イエローなども持っていたはずですが…、「ホワイト」「ブラック」「レッド」「ゴールド」「シルバー」の5色。
硬化させた透明なUVレジンに、ガンダムマーカーで塗装をしてみました。
「ガンダムホワイト」と「ガンダムレッド」は、隠ぺい力が弱く、透明物に塗ると透けます。(特にレッドは…。)
個人的に、使い勝手が良くてオススメなのは「ガンダムブラック」です。この色だけ、何本も買っています。次点は「ガンダムゴールド」でしょうか。「ガンダムシルバー」は、初期のタイプの発色が好みだったので、現行の色は、少し残念な感じに思えてしまいますが、持っていても損はないカラーでしょう。
そして今回、新たに他のカラーも買いました。
同じように、硬化させた透明なUVレジンに塗装しました。
「シャアレッド」は透けますね。個人的に多用しそうな色は、「シャアピンク」と「ザクダークグリーン」です。ミニチュアの和食器や陶器の着色に使えそうな予感がします。
「シャアピンク」は、ピンクというよりも朱色っぽい感じなので、漆器のような塗装に重宝するかもしれません。
他の色も、隠ぺい力は悪くないので、このマーカーセットはオススメです。
では、実際に塗装例を…。
上記は、ミニもの特製のシリコーン型2種で複製した、UVレジン製のお椀です。
ちなみに、特製シリコーン型は、不定期でヤフオク出品していますので、よろしければ…。
まずは、器の外側を「ガンダムブラック」で塗ります。
色を塗るときは、マスキングテープやクラフトテープで、固定したりすると塗りやすいかもしれません。
↑内側を「シャアピンク」で塗りましょう。
今回は、2度塗りをして、塗膜を厚くしています。
↑最後に、椀のフチ部分を「ガンダムブラック」でなぞって完成。
筆塗りや、スプレー塗装などと比較すると、かなり手軽に塗装ができますので、色塗りが面倒だな…と思われる方ほど、ガンダムマーカーはオススメです。