ミニもの(旧)

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【ミニチュアフード】棒アイスの作り方


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【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

ミニチュア棒付きアイスキャンディーの作り方。

ある程度、強度もあって、加工が簡単なアイスの棒の作り方を模索していると、100円ショップで以下の商品を発見しました。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

扇子(せんす)です。

もったいない気もしますが、この骨組みを分解しましょう。薄さも素材感も、アイスの棒にバッチリです。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

↓適度にカットしました。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

彫刻刀を用意。丸刀(小)が使いやすいと思います。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

丸刀を使って、左右両端のカドを落として、丸みのある形に整えましょう。(棒の上部は、隠れてしまう部分なので、別に整形しなくてもOKかも…。)

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

↑アイスの棒の完成です。

◆パターンその1 消しゴムを使う!

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

ねり消しを買ってきました。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

練り消しを、大きめのカッターで、アイスキャンデー型に切り落とします。アイスの棒は、差し込みやすいように、先端を鋭くカッターで整形しました。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

↑棒を差し込むと、アイスキャンディーの完成です。

今回は、ねり消しゴムを使いましたが、加工が簡単な反面、強度的に問題がありそうなので、通常の消しゴムを使うほうが良いかもしれません…。(もちろん、樹脂粘土で作ってもOKです。)

◆パターンその2 UVレジン液を使う!

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

断面が、8mm径くらいのストローを準備します。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

適度な長さにカットして、直方体になるように折り曲げましょう。(しばらくクリップなどで、折りグセをつけたりすると良いかもしれません。)

適当な台(今回は、ポリプロピレン製の容器を使用)に、両面テープを貼り付けて、カットしたストローを固定します。段階的に、UVレジン液を注いで、アイスキャンディーを製作。(爪楊枝などを使って注ぎ、少量ずつ硬化させる。)最後に、ストローをカットして、取り出すと完成です。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

↑棒についた汚れを取ろうとして、棒を折ってしまいました…。

5mm径くらいの透明ストローを使って、円柱型の棒アイスにしても面白いかもしれませんね。

ただ、この方法は、できるならば、透明シリコーンなどで型を作ってから、製作をするほうが、上手にできそうな気がします。

◆パターンその3 プラバンを使う!

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

0.2mmの透明プラバンの端材があったので、適度な形に、プラ板をカットしました。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

↑プラバンどうしの接着は、プラモデル用の接着剤(今回は、リモネンセメントの流し込みタイプ。)を使用。

アイスの棒とプラ板は、UVレジン液を使って接着させています。

【ミニチュアフード】棒アイスの作り方

塗装は、手早く済ませるために、ガンダムマーカーの『ガンダムホワイト』を使いました。これで完成です。

以上、3パターンの製作法を紹介しました。お好きな方法で、お試し頂くと幸いです。

あると便利な、お手軽塗装の定番。シンナー臭もなく、通常の模型用塗料よりも安全性は高いです。

天然素材がベースの接着剤。従来の模型用接着剤に比べて、とても安全性が高いです。いやなシンナー臭もありません。柑橘系の臭いが苦手な方には、不向きかもしれませんが…。

↓最近、発売されたペンタイプの接着剤も便利ですね。