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【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方


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【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

メイプルシロップ(瓶)の作り方。

100円ショップのセリアで買った、透明の「イヤホンジャック用ストラップパーツ」を用意します。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

このパーツの上下をカットします。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

私は、コッピングソーでカットしましたが、ニッパーでマージン(余白)を残してカットし、ヤスリで断面を整える方法が簡単かもしれません。割りと厚みのあるパーツなので、プラモデル用の薄刃ニッパーは、使わないほうがよいでしょう。(刃こぼれの危険性が高いです。安い100均のニッパーがオススメ。)

次に、以下のパイプフィルターを用意します。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

トライアルというディスカウントストアで買った製品ですが、たぶん100円ショップや、ホームセンターでも取り扱っている製品だと思います。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

↑爪楊枝などで、中のフィルターを押し出して、フィルターのクチの部分をカット。これで基本パーツは完成です。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

ポリプロピレン製のカードやクリアファイルなどの上に、UVレジンを少し垂らして、その上に土台パーツを置いて、穴を塞ぎます。(少々コツが要るかもしれません。)

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

底の硬化後、シロップに見立てて、着色したUVレジンを、擦り切り注ぎます。擦り切りまで入れるのが重要です。平面にしないと、次の工程が難しので…。

ところで、最初は、ユザワヤで買ったUVレジン液に、ガイアノーツのクリアブラウンを混ぜて、シロップを作ろうとしたのですが、なぜか、うまく混ざりませんでした。うーん、なぜだろう?

対応策として、クレオスのクリアブラウンに、塗料を変更し、撹拌をせずに、上澄みの塗料だけで着色したところ、比較的うまく混ざりました。UVレジン液と、塗料の相性があるのかもしれません。これを硬化させましょう。

余談ですが、↑上の画像のように、ポリプロピレン製カードの上などに、マスキングテープを貼り、その上に両面テープを貼ると、下のカードを粘着ノリで汚すことなく、カードの再利用が簡単に。

この方法は、展示イベントなどで、テーブルにテーブルクロスを両面テープで貼って、固定する場合においても、接合する、テーブル・テーブルクロス両方の部分に、マスキングテープを貼ってから、両面テープで接着すると、テーブル・テーブルクロス両方を汚さずに、しかも撤去も簡単になります。(薄手で白いテーブルクロスを使うなら、白のマスキングテープの利用がオススメです。これなら透けても目立ちません。)

まぁ、両面タイプのマスキングテープが市販されると、私は買うんですけどね。これって、きっと売れると思うのですが…。

さてさて、今回のクライマックス。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

↑作業に集中して、写真を撮り忘れるという痛恨のミスを…。

文字で解説すると、ボトル瓶の土台上部に、溢れないようにUVレジン液を、ぷっくりと盛って、成形したイヤホンジャックのストラップパーツを、真ん中にそっと挿します。(← ピンセットの使用推奨。)

UVレジン液の表面張力を使って、ボトル瓶の丸みを作り出すというテクニック(!?)ですね。(これも少々、コツが要るかもしれません。)

上記の写真を見ても、おわかりかと思いますが、シロップの瓶詰めが微妙です。もっと濃い色なら、透明パーツのレンズ効果が効いて、良い感じになるかもしれませんが、透けが弱いと微妙で、あんまりメイプルシロップという感じがしません。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

↑結局、ボトル瓶の全体をクリア塗装することにしました。

塗装をするならば、シロップの瓶詰め工程は省いたほうが良いでしょうね。もう、透明のUVレジンで、そのまま塞いでOKです。

↓乾燥を待つ間、シロップのラベルを作成。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

今回は、普通紙に印刷しました。ノリでボトルに接着します。たぶん、もっと薄いシール紙を使うほうが、雰囲気が出るでしょう。

【ミニチュアフード】メイプルシロップ(瓶)の作り方

↑これで完成です。

キャップの部分のゴールドは、ガンダムマーカー(ゴールド)で塗りました。ガンダムマーカーのゴールドは、塗りやすくて発色も良いのでオススメです。(シルバーは、発色が微妙なので、ちょっとオススメできませんが…。昔のガンダムマーカー(シルバー)は、発色が良かった気がするんですけどね。)

今回、メイプルシロップとして紹介しましたが、この形状のボトル製品なら、他に、いくらでも応用はできると思います。ケチャップとかブランデーのボトルとか…。

プラ材のカットと、UVレジン盛りが大変かもしれませんが、比較的かんたんに・キレイに作ることができる透明ボトルと思いますので、是非お試し下さい!