ミニチュアの原型の作り方
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今回は、ミニチュアの原型の作り方の一例を。
シリコンなどで型取りするためには、型取りの元となる原型が必要になります。例として、下記の「たこ焼き器の鉄板」の原型作りを紹介します。
まずは、バルサ材を組んで、丸い半円のビーズも木工ボンドで接着。
ちなみに使用したビーズは、サイズが3mmのスワロフスキーのエレメントビーズです。ビーズ・アクセサリーパーツ販売|Parts Club(パーツクラブ)のキャナルシティ博多店での購入品。福岡だとJR博多駅シティにも店舗がありますね。
100円ショップのものだと、ちょっと作りが粗いので、個人的に今回は、使用しませんでした。
しっかりと枠組みのボンドが乾いたら、ニスを塗ります。この枠に石粉粘土を詰めて、原型を作るのですが、原型となる石粉粘土の離れをよくするためです。
ニスが乾いたら、その型枠に石粉粘土を詰めます。
さて、原型作りには石粉粘土を用いることが多いです。そのメリットは…。
・乾くと硬くなるので型取りしやすい ・ヤスリで削ったりできるので微調整が可能
逆にデメリットは…。
・乾くのに時間がかかる ・細い部分などは折れやすく脆い
という点が挙げられます。
また、注意点としては…。
・乾くと少し縮む
といった特性があるので、縮むことも考慮に入れて、原型作りをしたほうが無難です。
こうしてできあがった原型が↓これです。
枠から原型を外すときに、少しヒビや欠けができてしまったので、樹脂粘土でパテのように埋めています。(画像でわかりやすいように、緑の樹脂粘土を使いました。)
あとは、100円ショップのセリアで買った型取り用シリコンで複製するの要領で、型を取って複製すればOK。
↓このように「たこ焼き器の鉄板」が出来上がります。
なお、石粉粘土(せきふんねんど)は、石塑粘土(せきそねんど)とも言われます。
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