【ミニチュアフード】簡単なトレー・食器・容器類の作り方
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簡単なトレー・食器・容器類の作り方 。
とても簡単な手順ですが、キレイにできる作り方かもしれません。
以前、ダイソーにて、以下の商品を買いました。
『フードパック 深型タイプ(L)6枚入り』です。
↓このフードパックの底面のくぼみに注目しましょう。
なんだか、ミニチュアのトレー(お盆)に使えそうに見えないでしょうか…。
これを、ツヤなしの黒で塗装してみたいと思います。塗装しやすいように、半分にカットしましょう。
今回は、缶スプレーで塗装します。缶スプレーの場合、缶に『プラスチック用』みたいな表記があるモノを使ってください。『木部・鉄用』という表記の缶スプレーだと、シンナーが強すぎて、プラスチックを溶かす可能性があります。(また、缶スプレー使用時は、マスク・ゴーグルの着用や、換気に注意をされてくださいね。)
ちなみに、塗装する場合は、裏・表の両面を塗装すると良いかもしれません。ベースが透明なプラスチック製なので、片面だけの塗装だと、透けてしまい、色が薄くなってしまうので…。
あと、恥ずかしながら私の失敗談を紹介すると、フードパックが2枚重なっているものを、1枚と認識してしまい、塗装後に重なっていたことに気付くという、初歩的かつ、致命的なミスを、過去に2回ほどしております。
↓塗装・乾燥後に、ハサミやカッターを使って、切り出しましょう。
さて、四隅の角が問題です。
丸み(アール)の切り出しには、同じく、ダイソーで購入した彫刻刀(丸刀)を使います。
あと、丸刀は、いくつか大きさの違う物を持っていると便利かもしれませんね。
↓四隅を丸くカットすれば、トレーの完成です。
ちなみに、カットの仕方を変えると、バリエーションが増えます。
↑こういった耳(?)ありのトレーも良いかもしれません。これは、形状的に、ホットプレートの鉄板にも使えそうですね。
意外にも、ミニチュアのトレーや容器・食器になりそうなモノは、身近にありまして、スーパーの惣菜コーナーなどに行くと、ついつい惣菜パックの裏面の形状を確認したり、揚げ物や、焼き鳥コーナーに置かれている、持ち帰り用のフードパックなどの裏面も確認しては、周りから不審な目で見られてしまいます。
たとえば、以下は、業務スーパーで購入した、プラスチック製の使い捨ての弁当容器。
↓この裏面は、個人的に、宝の山です。
切り出すと、大量の黒い角皿が製作可能に…。(黒のままで使うなら、塗装の必要もなし!)
こういったプラ容器は、いろんな形状のバリエーションがあって、うまく見つけることができたときは、ちょっと嬉しくなりますね。卵パックなんかも、食器や丼になりそうな形状があったりします。
実は、私の作ったミニチュアでも、今回の方法で制作したモノは、結構ありまして、『牛こま切れパック』のトレー(容器)なども、フードパックの裏面からの流用ですね。
量販店や、100円ショップ以外にも、農業用資材を扱うお店なども、行ってみると面白い発見があるかもしれません。(収穫したイチゴとか、フルーツをパックする容器などが置かれてますから。)
塗装に関して言えば、ツヤ消しで塗装すると、容器っぽくなりますし、ツヤありで塗装すると、食器っぽくなります。作るミニチュアによっては、透明なままでも使えるでしょう。
また、厚みが薄いので、強度的に不安がある場合は、2枚重ねて、プラスチック用の接着剤(タミヤの「プラセメント」)など)を、少量塗って接着し、強度を上げる方法もあります。個人的には、サフ(サーフェイサー)を吹いて、強度を上げる方法を推奨したいんですけど、100円ショップには、サフって売ってないですよね…。