模型塗装の入門書! 書評:『カンペキ塗装ガイドDX』
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今回は、プラモデル本の『カンペキ塗装ガイドDX』 を紹介します。
この「カンペキ塗装ガイド」シリーズは、全部で以下の4冊が発行されています。
・カンペキ塗装ガイド ・カンペキ塗装ガイド(2) ・カンペキ塗装ガイド(3) ・カンペキ塗装ガイドDX
1番古い「カンペキ塗装ガイド」が2003年発刊。今回紹介する「カンペキ塗装ガイドDX」が1番新しくて2010年発刊です。なお、1番最初の「カンペキ塗装ガイド」は絶版となっています。
ちなみに↓コレが絶版となった「カンペキ塗装ガイド」です。(表紙はほとんど同じ。)
どのシリーズも模型(プラモデル)における塗装全般の解説書になっていて、特に「カンペキ塗装ガイドDX」は、前著の3冊の総集編的な作りになっています。
表紙はガンダムなんですが、ガンダムのプラモデル以外も登場しています。(まぁ、ほぼガンダムがメインですけど…。)
↑写真は、1/35スケールのミリフィグ(ミリタリーフィギア)。野戦炊事というチョイスが面白いですね。
↑2010年度と、比較的新しいエアブラシ関連のカタログ付き。
塗料についてだけでなく、パテやコンパウンド(研磨剤)などにも言及していますので、模型分野に明るくない方でも、この1冊で、ある程度は知識が深まるのではないでしょうか。シリーズ4冊中で、どれか1冊を選べと言われれば、この「カンペキ塗装ガイドDX」をお薦めします。基本的に、この「カンペキ塗装ガイドDX」は、1番最初に発刊された「カンペキ塗装ガイド」の内容を主に踏襲していますので。
この1冊に加え、更にエアブラシについて理解を深めたい方は、「カンペキ塗装ガイド(3)」と合わせて購入されるとよいかもしれません。(個人的に1番推奨しにくいのは「カンペキ塗装ガイド(2)」ですね。この本の見所は、水上ジオラマくらいしかないような気もしますから、ちょっとマニアックかも…。)