初心者に最適!書評:『ドールハウスのミニチュア小物 200』
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「ドールハウスのミニチュア小物」シリーズのスタートとなった『ドールハウスのミニチュア小物 200』を紹介します。
買い揃える予定はなかったのですが、Amazonの中古本で安く売られていたので…。
なぜ買い控えをしていたのかというと、この『ドールハウスのミニチュア小物 200』は、1997年5月発刊と結構古い本です。
ミニチュアフードをはじめ、最近のミニチュアの傾向として、より実物に近いようなリアルさが主流となっているように感じます。そういった傾向にある最近のミニチュアと比較すると、やはり15年ほど前のミニチュアは、リアルさという点では見劣りする感は否めません。
しかしながら、はじめてミニチュア制作にとりかかる方には、逆に本書は最適な教本と言えそうです。フード系から、まさしく小物などの雑貨類を含めて、約200点のアイテムの詳細な作り方が写真と共に載っているので、「これなら作れそう!」と思うモノから作ることができるでしょう。
この「ドールハウスのミニチュア小物」シリーズは何冊か持っていますが、1番作り方の難易度は高くない印象です。
個人的に買って良かった点は、いくつかあるのですが、なかでもフード系の彩色・着色に「どの絵の具の色を用いるのか?」という解説が参考になりました。
その一部を抜粋すると…。
粘土などの彩色・着色例。
レジンなどの彩色・着色例。
ミニチュアフードは、造形もさることながら、彩色・着色に悩む場面も多いので、こういった図解があると助かります。
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