書評:『超リアル 食品サンプルのつくりかた』
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Amazonで予約していた本が届きました。この手の本は、中身を確認してから買うことが多いのですが、出版は、「スチームパンク東方研究所」シリーズを発刊しているグラフィック社。田舎住まいの私には、近くの本屋で売っていない&きっと面白いだろうという期待で購入しました。
以下が、この本の目次です。
Chapter:1 食品サンプルギャラリー
Chapter:2 食品サンプルの作り方 ・食品サンプルができるまで ・食品サンプルの基礎知識
Part.1 造形で作る基本 ・造形の材料 ・着色の材料
01:炭酸飲料を作る 02:刻みネギ・あさつきを作る 03:ハンバーグ・そぼろ・肉団子を作る 04:カツ丼を作る
Part.1 型取り - 成形 - 着色の作り方 ・型取りの流れ ・型取りの材料
01:ワッカーシリコンで型取り 02:いちご型に樹脂を流して色の層を作る 03:KE-12でクリームサンドクッキーを型取る 04:クリームサンドクッキーを型に流して焼く 05:焼き魚の型を作る 06:焼き秋刀魚の成形と色塗り 07:サシの入った牛の生肉を作る
Chapter:3 応用編
01:ハンバーガー・ピアスを作る 02:カルボナーラのバレッタを作る 03:サンドウィッチの作り方 04:ボイルエビと生エビを塗り分ける
食品サンプルインフォメーション ・食品サンプル会社案内/株式会社 岩崎(イワサキ・ビーアイ) ・食品サンプル会社案内/元祖食品サンプル屋 食品サンプルキット「さんぷる」 ・食品サンプル会社案内/FAKE FOOD HATANAKA ・食品サンプル会社案内/食品模型のアイディア(さんぷる屋さん) ・食品サンプル会社案内/まいづる ・食品サンプル会社案内/ながお食研 ・Collector's Room ・材料ショップ&開発会社 ・用語辞典 ・食品サンプル作りが体験できる工房リスト ・PriceList
いくつか、誌面のスクリーンショットも。(※モザイクをかけた部分もあります。)
↑この味噌汁が美味しそう…。
↑素材マニアは歓喜!
↑意外にも型取りがダイナミックです。(本物の食品を型取るという行程は、個人的には、正直もったいないと思ってしまいますけど。)
↑材料の入手先など。
技術的な内容としては、かなり専門知識や、専用の道具も必要になるので、万人向けとは言い難いかもしれません。視覚的な観点では、食品サンプル好きな方には、間違いなく楽しめるでしょう。また、ミニチュアの作り方や、素材を研究している方にもオススメです。(そういった意味では、個人的に非常に楽しめる本でした。)
パソコンからだと、Amazonの「なか見!検索」で、数ページ読めますので、ご興味のある方は、のぞかれてみても面白いと思います。