ミニもの(旧)

1/12や1/6スケールのミニチュアを製作しています

ミニチュアの作り方一覧はこちら → ミニチュアの作り方

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方


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【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

ミニチュアの輪切りのパイナップルの作り方。

ダイソーで購入した0.2mm厚の縮むプラバンを、以下のようにカットします。

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

今回は、外径を16mm。内径を6mmでカットしています。この辺りの長さは、微調整されてください。

切り出しには、コンパスカッターが便利です。プラバンにある程度、カッターで切り込みを入れてから、爪や指で押し出すように抜くと、簡単かもしれません。

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

↑表面を、紙ヤスリやダイヤモンドやすり等を使って、少し荒らしておきましょう。

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

↑カッターナイフで、ところどころ切り欠きをしておくと、よりリアルになるかもしれません。

さらに、表面には、内縁から外縁に向かって、カッターで筋を入れています。

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

今回の着色は、黄色のマーカーペンを使いました。

ガムテープに貼りつけて、色を塗ると塗りやすいでしょう。ちなみに、ヤスリがけも、このようにテープに貼ってから行っています。(後片付けが簡単なので…。)

テープに貼る場合は、全体をべったりと貼るのではなく、一部分は、粘着のない部分(テープの折り返し部分など)に重ねると、はがしやすいです。

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

着色後は、アルミホイルに載せて、トースターに投入します。

アルミホイルは、シワをつけておくと、プラバンが溶着しにくくなるので、あらかじめシワシワにしておきましょう。アルミホイルは、L字の形状にすると、持ち手になるので、あとから取り出すときに便利ですね。

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

縮み具合を見ながら、熱を加えてください。できあがると、上記画像のように縮んでいるはずです。

【ミニチュアフード】スライスパインの作り方

これで完成。

着色したプラ板は、縮むと色が濃くなるので、より透け感を重視される場合は、着色せずに熱加工して、プラバンが収縮した後で、色を塗ると良いと思います。

過去のプラバン工作系の記事は、以下に。

» 縮むプラバンの原理(仕組み)と縮む縦横比が違う理由 – ミニもの » 縮むプラバンを使って小さな文字を作る – ミニもの » クラフトパンチとフードパック(縮むプラバン)で極小パーツを作る – ミニもの » 工作用プラバン(プラ板)のバリエーションまとめ【平板編】 – ミニもの » 【ミニチュアフード】氷と豆腐(ダイスカット)の作り方 – ミニもの

なお、100円ショップ等で売られている、通常のコンパスカッターは、最小で1cm(10mm)程度の円しか切り出せませんので、ミニチュア製作や模型製作をされる場合は、最小で2mmくらいの円も切り出せる、以下のようなコンパスカッターを持っていると便利でしょう。