ミニもの(旧)

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【ミニチュアフード】コンニャクの作り方


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【ミニチュアフード】コンニャクの作り方

蒟蒻(こんにゃく)の作り方。

透明シリコンに、白と黒のアクリル絵の具を混ぜて練ります。

【ミニチュアフード】コンニャクの作り方

なお、上記例の透明シリコンは、主剤3g・硬化剤0.3g前後を用いてます。ちなみに、使用している透明シリコンは、ボークス製なのですが、最近は小分けタイプの製品も登場しています。

練ったシリコンに、黒の粉末を混ぜます。

【ミニチュアフード】コンニャクの作り方

今回使った黒のパウダーは、黒のレジンをヤスリで削ったモノです。あらかじめ用意しておきましょう。(黒に着色した石粉粘土の粉末などでも、代用できるかもしれません。)

参考:【保存版】RCベルグのカラーレジン見本

適当な型にシリコンを流します。

【ミニチュアフード】コンニャクの作り方

この時に、シリコンの気泡を抜くために簡易脱泡の処理をします。ちなみに流し込んだ型枠は、ダイソーで買ったオモチャ(バランスブロック)のパーツです。

参考: ・「真空保存庫」で型取り用透明シリコンの簡易真空脱泡に挑戦 | ミニものようかん3兄弟|できるミニチュア教室(アメブロ版)

完全に硬化したことを確認し、型から取り出します。

【ミニチュアフード】コンニャクの作り方

適当な大きさと形にカットすると完成です。

【ミニチュアフード】コンニャクの作り方

今回の反省点は以下の通り。

・もう少し濃い着色が必要だった(最終的に薄くカットするので…) ・黒パウダーは多めに(今回は少なくて物足りない) ・パウダーは主剤計量時に同じ容器に入れておく事

最後の項目を補足すると、今回は、「シリコン主剤・硬化剤計量」→「絵の具で着色」→「黒パウダー混合」という手順でした。この方法だと、シリコンが硬化を開始するときに、黒パウダーを混ぜるため、より気泡ができやすく&気泡が抜けにくくなる原因に。

それを回避するためには、主剤を用いる段階で混ぜてしまえば、タイムロスもなく、気泡もよりできにくくなると思われます。

ちなみに、今回の方法で作ったコンニャクはシリコン製なので、皿に接着するような用途には向きません。おでん鍋のように、器に落とし込むような形で、シリコン製の汁を入れて固めるような場合は活躍すると思われます。(もしくは、いっそのこと接着せずに単品として使うとか…。)