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【ミニチュアフード】誰でもできる簡単な丸皿の作り方


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簡単な丸皿の作り方。

以下の方法は、レジンキャストもヒートプレス・バキュームフォームも使わない平皿の作り方になります。

今回使用するのは、直径21mmのプラスチック製の「くるみボタン」です。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

裏面。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

くるみボタンの裏面に、粘土を詰めます。今回は木粉粘土を使用しました。中央がくぼむような感じで、粘土を詰めましょう。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

周辺の余分な粘土は、爪楊枝などを当てながら削ぐと、キレイに成形できます。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

↓乾燥後、取り出して完成です。周りのバリ(はみ出た部分)等は、ヤスリで削ってます。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

裏面。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

ちょっとわかりにくいですが、横断面。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

盛り付け例。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

今回は彩色していませんが、それっぽい色を塗ると和食器になりそうです。また、白い石粉粘土を使用すると、彩色なしでも洋食器のようになると思います。石粉粘土の場合、木粉粘土よりも吸着力が強いので、ボタンから外すときに苦労するでしょうから、粘土を詰める前に、ボタン側にベビーパウダーなどを塗付するとよいでしょう。

以下に、くるみボタン選びのコツを図解します。

【ミニチュアフード】簡単な丸皿の作り方

100円ショップなどでよく見かける金属製くるみボタンは、ボタンのフチが深いので、皿作りには向きません。また、くるみボタンは、24mm径などの大きめのサイズ、18mm、15mmなどの小さめのサイズもあって、作成できる皿のバリエーションも豊富にできそうな感じがしますが、個人的な経験上、小さめのくるみボタンだと、フチがほとんどないので、これを皿に成形するのは苦労するはずです。おそらく今回の方策で1番難しいのは、適した「くるみボタン」の入手かもしれません。入手先としては、大きめの手芸店が1番の候補となるでしょう。

なお、くるみボタンの裏側は、割りとキレイに成形されず、デコボコやキズが目立つ場合がありますので、注意をされて下さい。(この辺は、現物を目で確認できるのがよいのですが、なかなか難しいかも…。)

最後に、くるみボタンをそのまま皿として流用する方法もありだと思います。