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ミニチュア作りに欠かせない材料!粘土について


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ミニチュア作りに欠かせない材料に、粘土があります。今回は、粘土について。

粘土といえば?

一般的に粘土といえば、「油粘土」や「紙粘土」のことを思い描く方が多いでしょう。「油粘土」は、油脂が含まれて乾燥しにくく、何度でも造形できるのが特長です。紙粘土は、紙を含んだ粘土で、乾くと固まり、工作などでよく用いられます。

ミニチュア作りにおいては、油粘土や紙粘土を作品の主材料として使うことは、ほとんどありません。油粘土は、その性質から材料としては不適です。紙粘土は衝撃に弱く、破損しやすい上に、やすりで削ったりなどもできないので、ミニチュア作りには向いていません。

ミニチュア作りに使う粘土は、主に樹脂粘土や石粉粘土

ミニチュア作りでは、樹脂を混ぜた樹脂粘土や、石扮を混ぜた石粉粘土などが主に使われています。紙粘土などに比べて、作品が出来上がった時のクオリティが高く、また造形しやすさもあって、樹脂粘土はミニチュアフードに、石粉粘土はミニチュア食器などに使われることが多いようです。

以下に、いくつか樹脂粘土などの造形粘土について解説したいと思います。

ハーティクレイ

手芸屋さんなどでも購入できたりします。値段は630円。ネット通販だと500円を切るところもあります。紙粘土などに比べて、値段高めですが、樹脂粘土の中では比較的安価でしょう。仕上がりはちょっとゴムのような感じになります。ミニチュア作りに挑戦される方は、ハーティクレイからはじめると良いかもしれません。

コスモス

こちらも手芸屋さんなどでも購入できたりします。値段は1000円以上する樹脂粘土。(ネット通販だと1000円以下で販売していることも見かけます。)乾燥後は白くなり、あまり透明感はありません。

グレイス

コスモスと同じく、手芸屋さんなどでも購入できたりします。こちらも1000円以上する高価な粘土です。コスモスと違って、透明感があり、ミニチュアスイーツなどの作品に使われることが多いように思います。

ラドール

こちらは石粉粘土。手芸屋さんで売っている場合もあります。乾燥すると陶器のような感じになるので、食器などの制作に向いているかもしれません。樹脂粘土に比べると、石粉粘土は安価な傾向があります。

レジックス

品質に定評のある樹脂粘土。値段は結構高いです。発色がよく、透明感と適度な弾力があるので人気です。ただ、最近は入手困難気味に…。

透明粘土

最後はちょっと変わり種の粘土を。値段は高めですが、透明なミニチュア作りには威力を発揮します。粘土というネーミングですが、結構硬いので、造形の際にはご注意を。

他にも、いといろと粘土はあるのですが、今回はここまで。